【資産形成の準備】3つの固定費見直しで節約をはじめよう

お金

はじめに

将来のために資産形成を目指し投資を始めたい人にはまず投資先を探すよりも、優先度が高いのが家計の把握をすることです。

結論、「家賃・携帯料金・サブスク」この3つを見直して余剰資金を増やしていきましょう。

貯蓄や投資をするにも必ず収入から支出額を差し引いて残ったお金から捻出するしかないはずです。

収入を増やしていくことは時間がかかりますし難しいことだと思います。

まずは家計を見直し、節約によって投資に回せる金額を増やす方が、現実的で効果的です。

そんな偉そうに言っている自分ですが、社会人になり経ての頃の自分は貯蓄など意識せず全てゲームや漫画に使ってしまい、ましてや収入以上の消費をリボ払いで行っていました。つまりマイナスからスタートした身です。

今では家庭も持ち節約が好きな自分が意識しておこなっている3つの節約方法をご紹介します。

節約イコール質素な生活ではない

節約というと安くて悪いモノや場所を使わないといけない印象を持つ人が多いのではないでしょうか。

時間が無駄になる。こういったことをどうしても考えがちだと思いますが、そこまでの節約をしても結局コストパフォーマンスが悪くなります。

私がオススメするのは、最初だけ頑張ったらあとは楽にお金を浮かせれるようなことです。

例えば電車を使わず歩いて帰る節約。交通費も減りますが健康にも投資ができます。しかし歩いたら1時間もかかるというならば話が違います。

歩いて1時間を減らせる金額ならそれはコスパが良い消費だと判断できますので、こういった節約はやめた方がいいでしょう。

そういった意味では固定費というのは無駄に支払いがちな支出になります。

私がまず見直すべきは固定費だと考えています。

固定費の見直し

固定費とは毎月決まっている支払額のことで、変動費は消費活動によって変動する支払額になります。

固定費変動費
家賃、光熱費など食費、交通費、交際費など

消費活動の改善をしていくにはまずは固定費から行うことをオススメします。

なぜならば節約をした効果がより高いのが固定費だからです。

まずはこの固定費と呼ばれるものを見直しましょう。

出来れば視覚的に見た方が分かりやすいので、ExcelシートやGoogleスプレッドシートにこれから紹介するものを記入して、いくらまで安く出来たらどのくらい金額を確保出来るかをシミュレーションしてみても良いですね。

①家賃

自分に合っている金額か見直す

収納が多くて無駄に広い間取りに住んでいる方は損をしているかもしれません。

モノが多くそれ以上広い部屋が必要な方はなるべく物を増やさない生活方法を考えることも視野に入れて頂きたいです。

地域にもよりますが間取りが広いほど家賃も高いのはどこでも同じです。

家賃は一番高くなる固定費になります。これを下げることが出来ればかなりの効果があります。

家賃交渉も視野に入れてみる

これは入居者の権利としてあるのですが、あまり気が進まない人は読み飛ばしてください。

家賃は一度決まるとそのまま払い続けがちですが、実は交渉の余地があることも少なくないです。更新時や空室が多い物件では、交渉が通りやすい傾向があります。

礼儀正しく希望を伝えることで、月数千円の節約につながる可能性も。固定費の見直しとして、家賃交渉はぜひ検討したいポイントです。

ここで注意していただきたいのが、家賃交渉は正統な権利でありますが。大家さんを困らせるような額を要求したり、横柄な態度をとることは間違っています。

交渉をするならお互い気持ちの良い結末へ行かないと、単純に今後住みにくくなります。

②携帯料金

格安SIMに変更する

大手携帯電話会社の3社を使われている方はよほどの理由がない限りは格安SIM(MVNO)に乗り換えた方が安くなります。

通信費の見直しで真っ先に検討したいのが格安SIMです。大手キャリアでは月6,000〜10,000円かかっていたものが、1,500〜3,000円ほどに抑えられることもあります。

大手キャリアから乗り換えない理由とは

3社から乗り換えをしていない方には以下のような心配があるからではないでしょうか。

つながりにくい?実際のところ

格安SIMは回線網は大手と同じものを使用している為、つながる範囲は同じ。

大手の利用者が優先度が高くはありますが、それは昼など集中して使われる時間くらいしか影響がありません。

家族割があるから損?それでも格安SIMがお得

実際の料金は家族割で安くなる金額以上に安くなります。

キャリアメールが使えない?その代替と対策は?

docomo.ne.jpやezweb.ne.jpなどのドメインメールのことです。

SoftBankからワイモバイルへ、など限定的な条件でキャリアメールを持ち込めるサービスがあるところも一部ありますが、いずれにせよキャリアメールは不要です。

持ち込みサービスも料金がかかります。

面倒だとは思いますがGoogleのGmailにまとめることをオススメします。

おすすめの格安SIM

どの会社で契約するのか一番お得なのか説明する前に2点気をつけていただきたいところがあります。

1つ目は人によって適切なプランがあるということ、2つ目は100点満点を狙いすぎないことです。

それを踏まえて2025年現時点でより多くの人にオススメするのが、楽天モバイル日本通信SIMです。

楽天モバイル

既にご存知の方も多いと思われるECサイトの楽天市場や楽天カード。

楽天はモバイル事業も展開しております。

楽天モバイルは料金プランはシンプルで、使った容量によって金額がステップアップする方式です。3GBなら980円。20GBを超えたら2980円という使いすぎても2980円が上限値として設けられています。

容量金額
3GB980円
20GB1,980円
20GB以上2980円

(2025年4月時点)

その楽天モバイルはMVNOではなく、大手キャリアと同じく自社で通信網を有するMNOという分類になり、先ほど格安SIMのデメリットであった回線の使用優先度が下がるという問題もありません。

それであっても基地局の都合や使われている電波の品質都合で繋がりにくいかもしれないというのは確認してから契約を考えてください。

日本通信SIM

日本通信SIMは楽天モバイルよりもさらに安くすることが可能なプランを持っております。もし1ヶ月ののギガが1GB未満であったらかなり安く出来ます。

回線はDocomoの回線網を使用しており、楽天モバイルよりも速度は負けますがつながらないと言うことはありません。

容量金額
1GB290円
20GB1,390円
50GB2,178円

(2025年4月時点)

2社を比較して通話無料の手段がどちらもありますが、楽天モバイルは楽天LINKという通話アプリから発信するという条件があります。

一方日本通信SIMは20GB以上のプランでしたら5分かけ放題または月に70分通話無料分が提供されています。

楽天の通話アプリは音質が少し質が低下してしまうため、通話におきましては日本通信SIMの方に軍牌が上がることになります。

いつも使われている容量に適したプランを持っているところを探してみてください。

格安SIMにすることで、通信費を大きく節約できる可能性があります。

不安に感じる点があっても、実際には多くの人が問題なく使えており、行動することで無理なく固定費を見直せるでしょう。

③サブスク

そもそもそれが本当に必要か? 無駄に払っているのかもしれない

サブスクとは「Netflix・Spotify・YouTube Premium」などの定額で商品やサービスを利用出来るサービスのことです。

ついつい寂しさを紛らわせるために動画サービスや音楽配信などをいくつも契約してしまいがちです。

でもそのサブスク、本当に“毎月お金を払うほど使っている”でしょうか?

少額で始められたりするのがメリットですが、1つは少ない金額であっても多く契約すれば気付けば1万円、2万円と多額になってしまうケースもよくあります。

不要なサブスクを解除する為にまずはどのサービスを契約しているかを把握するようにしてください。

どうでしょうか、意識しているよりも多くのものを使っているではないでしょうか。そして更に言うとあまり使っていないものもあると思います。

昨今はそこでしか見れないオリジナルドラマや映画などもありますが、解約をしても問題ありません。

もしどうしても見たいものがあって契約をした場合はカレンダーに解約をする予定を作って忘れないようにしておくのをオススメします。

そもそもそれが本当に必要かを考えよう

1つは少額でも多くなれば高い金額となりますが、1つずつ吟味して解除していく考える時間も無料ではありません。

こで一度、思いきってすべてのサブスクを解約してみることをおすすめします。

少し荒療治のように感じるかもしれませんが、「本当に必要なものは何か」を見極める絶好のチャンスです。

一度ゼロにしてみると、なくても困らないサービスや、代わりになる無料の方法が見つかることもあります。

数週間後、どうしても必要だったものだけを見直して再契約すればOK。無理なく、でも確実に節約効果が得られる方法です。

まとめ

毎月の支払い金額を安くしても、1回の金額は少額かもしれませんが年間で考えると大きな金額になります。

例えば1000円安くすることが出来れば、年間で12,000円。

それが5年も続ければ60万円にもなります。

60万円という金額は多くの人にとって捨ててもいい金額ではないはずです。

家賃を安く見直して、携帯を格安SIMに変える。

そして無駄なサブスクをやめていけば余裕資金が出てくるはずです。

そこで余ったお金ですが、貯金や投資だけでなく自己投資にも使っていただきたいです。お金をより良いところに使って、人生を豊かにしていくことに活用していただきたいです。

固定費を見直すのは、面倒だけど一度やってしまえば後がラクになります。

一人暮らしは自由な分、すべての選択が自分次第。だからこそ、自分の未来に向けた選択として、今できることから始めてみませんか?

「少しずつ、でも確実に変えていく」その積み重ねが、きっとあなたの未来を豊かにしてくれるはずです。

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